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私の青森の旅(2)

<二日目>
 酸ヶ湯温泉の夜。深夜から木を揺する嵐のような風の音が聞こえていましたが……天候は、なんとか曇り。

 大風の中を十和田市現代美術館をめざします。

Towadaartcenter

 美術館のシンボルの花馬。
 色鮮やか。
 美術館は建物の中だけでなく、壁にかかれた絵や、周りの公園にある大きな彫刻も作品として展示していて、街に広がるアート、というイメージです。
 今回は常設展のほかに、個人コレクターのコレクションからの展示。建物がこじんまりとしている分、作品との距離が近く感じられる気がします。
 そして、十和田に来られたので、豆友の豆もちさんと久しぶりの再会。何年ぶり? ん年ぶり? ……ひー。思えば長いおつきあいです。
 これからもどうぞよろしく、と、十和田をあとにしたのでした。

 この日は青森県を横断し、弘前市まで移動。カーナビ最高w

<三日目>
 翌日は、私の生まれ育った街、弘前市を散策することに。
 やっぱり、地元ってあらためて観光することがないので、実はよく知らないところなのでした。
 とりあえず、「なんとなく」のイメージで、寺町に行ってみることに。
 五重塔のある寺を見て、私の母校に。

Kagamigaoka

 母校の旧校舎。
(旧制中学時代の建物。さすがにここがメインの校舎じゃないっす。私が通っていた頃には、卒業生のうち、浪人した人がここで補習受けたり、勉強したりしていて、常時、使われていたよ)
 私の通った学校は、寺町の端にあるのだけど、そこは「<新>寺町」であった。「禅林街」という別名の寺町は、ちょっと歩くのだった。誤算。
 10分ほどテクテク歩いて……ついた。

Teramachi

 けど、すごい奥まで続いてるよ(汗)。
 突き当たりのお寺に行きたいんだけど……ちと、遠いけど、がんばるます。
 長勝寺という津軽家の菩提寺を見学して、また、歩いて車を停めたところまでテクテク。
 やたらと歩いた後は、おそば屋さんで一服。

Sobaya

 熱々のエビ天つきのざるそば。エビが食べ応えある。
 ちなみにこのテーブルは津軽塗です。濃いなあ。
 この蕎麦屋の場所もうろ覚え……カーナビ最高w
 お腹を満たした後は、蕎麦屋の近くにある、木造西洋建築の昔の銀行に行きました。

Aogin1

 青森銀行記念館。

Aogin2

 ドラマ『経世在民の男』でよろめいて以来、木製のカウンターとか、階段とか、社長室のドアとか見るだけでハァハァしちゃう、因果な身になってしまいました……。
 くどくは言わないので、奥田瑛二は男と絡む、男にもてる役をやったほうがいいと思う。もう、女性にもてる設定は諦めてw
 ハァハァし疲れたので、お茶でも飲むことに。

Stabucks1

 旧日本軍の「第八師団長官舎」を改装した、スターバックス。
 今年の春にオープンしたんだそうです。メニューそのほかは、いつもの普通のスタバですが、なんせ田舎なので、オープン当日は並んだそうです。結構、お客が来てますが、テイクアウトの人が多いのか、意外に座れます。
 リノベーションの具合もちょうどよくて、なかなか落ち着きます。

Starbucks2

 さっきまで、いっぱいだったのに、もう、帰っちゃった……。
 でも、このまったり具合が田舎の良いところです。
 この夜は妹もまじえて弘前で飲みました。寒いので日本酒がしみるわ。

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秋の青森の旅(1)

 十月の初旬、わたしの実家のある青森県に旅行に行ってきました。
 今回の旅は香さんと二人旅。
 移動手段はもっぱらレンタカーでありました。公共交通機関ではとても旅行できないのが田舎。カーナビ万歳な旅でした。

<一日目>
 青森空港で合流。
 天候が下り坂という予報により、天気が良いうちに十和田湖に向かうことに……。
 途中、萱野高原(かやのこうげん)というところで一休み。(※青森県の萱野高原です念のため)
(写真はクリックすると大きくなりますよ)

Kayanokogen

 すごくのどか。この景色を見ながら、バナナ最中なるひなびた和菓子をmgmg
 とりあえず十和田湖に向かいます。
 子どもの頃、よく遠足に行った十和田湖……「今日びは小洒落なカフェとかあるんじゃない?」と、家族に訊いたら、母も妹も口をそろえて「何にもない」
 アンタたち、貴重な観光資源をそんなに言わなくても……と、思いながらくねくねした山道(途中、工事アリ)を走ること2時間ほど。ついに十和田湖に。

Towadako1

Towadako2

 あら……きれいじゃないですか。
 だが、確かに、有名な観光スポット奥入瀬渓流の入り口あたりは何もありません。
 レストランも喫茶店も、開店休業状態……。
 いや、「自販機で水を買えばいいさ」と明るい面をみて、渓流沿いの遊歩道を歩く我々。

 

Oirase1

 あら?
 イイネイイネ。インドア派のわたくしも、楽しくなってきました。

Oirase2

Oirase3

 きれいな渓流沿いに、トレッキングする人もまばら。
 人ごみを逃れて旅行にきたんですから、いいじゃないですか、誰もいなくて。
 ていうか、人が少ないのが好きなひとは是非。本当に静かできれいな場所ですよ。
 ちょうどいいカフェのひとつもないのが、実にもったいない。なんとかならんものか。でも、今更、昭和の観光地風はカンベンよ。
 悩むなあ(何様)

 紅葉にはまだ早い十和田湖散策を満喫したわれわれは、その日の宿の酸ヶ湯温泉を目指します。
 山の日暮れは早く、どんどん暗くなる……

 そして、山道をひた走り、夕暮れ時にひなびた温泉宿に我々は到着したのでした。

Sukayu1

 湯治場の雰囲気(っていうか、今でも自炊で湯治できます)たっぷりの、ひなびすぎた旅館。

Sukayu2

 硫黄のにおいの温泉です……。
 その夜はひなびまくった古い宿に泊まり、総檜、ならぬ総ヒバ造りのお風呂に入りました。
 温泉があれば、たいていのことはゆるされるw

(つづく)

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