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琵琶湖畔の旅

 夏休み、琵琶湖畔に旅行に行きました。
 なんとなく「わざわざ琵琶湖見に行ったことないな。いつも何かのついでだな」と思ったので。
 写真も撮ったのでいれときます。
 では、畳みます。

 大津駅で待ち合わせて、レンタカーで走り回ることに。

 まず最初は石山寺に行きました。東寺真言宗のお寺。
 「いしやまでら」聞いたことはあるけれど、行ったことなかったのです。
 『枕草子』とか『蜻蛉日記』に出てきて、詣でたりしてたとこですよね。紫式部が『源氏物語』の着想を得たとかで、すごく紫式部推しだった。
 境内のあちこちにある池の側に立つと、風が涼しい。暑い日だったので、まず、それが助かる。
 本堂(国宝)や多宝塔(国宝)など伽藍が立派。
 そしてさらに、ラッキーなことに、今年は33年に一度の本尊・如意輪観音像が公開されていて、仏像好きとしてはウハウハでした。結構なものが拝めました。
 そして、行ってみると、「なるほど、京都から近いから、みんな行くよねー」というかんじ。
 JR新快速で京都駅から13分。そこから京阪電車で10分。近い。
 電車がない時代でも心理的に「すぐそこ」という距離感だったのでは?
 それに山の上から湖が見えるのもポイント高い。
 なにかといって詣でたり、籠もったりするわ、これは。
 しかし、伽藍の画像は1枚もあげず、石山餅いりのかき氷画像をあげるアタクシ。

Ishiyama

 さて、わたしの今回の旅の目的のひとつ「さびしい琵琶湖を見てみたい」のために、琵琶湖西岸を北上。高島市の野鳥観察センターあたりにいきました。たしかに、湖畔は静かだったけど、さびしくはなかった。釣り人がちょいちょいいるし、何より暑かった。
 日陰に入ると、すこーし涼しいけど。

Biwa1

 行く夏を惜しみつつ、湖畔の風景をパチリ。

 翌日は、彦根方向にいきました。
 井伊の殿様の庭園。玄宮楽々園にいきました。

Hikone_niwa2

 庭を見ながらお茶をいただけば、大名気分。 

 それから、「そういえば、昔、彦根の庭の素晴らしいお寺にいったなあ」というウロな記憶をもとに、龍潭寺という臨済宗妙心寺派のお寺を訪ねました。ネットは便利ですね。
 井伊家の菩提寺でもある古刹。門から本堂への道も竹林の中をぬけるようで、苔がむした石畳も素敵。方丈には襖絵がたくさんあって、これもいいかんじ。 
  方丈南庭の石庭は補陀洛の庭と呼ばれるそうです。真ん中の高い石が補陀洛山なのね。

Niwa4

 わたしの印象に残っていたのは、書院東庭。佐和山につながっていく借景の庭が素晴らしい。
 山の一部になったような奥行きのある庭は素晴らしく静かで、他に訪れる人もいなくて、わたしたちが占有していました。
 まだ蒸し暑さが残る日でしたが、庭をみながらきく蝉の声は静かで、風も心地よく、本当にいつまでもずっといたかった。

Niwa5

 最高・オブ・ザ・最高。
 ウロな記憶で行ってみてよかった。

 この日は彦根まで行くなら、米原行くぞ、と、米原まで足を伸ばしました。
 実は水中に咲く、梅花藻(バイカモ)という植物があると知り、「見てみたい」と思っていたんですが、「どうせ北海道とか行かないと見られないんでしょ」と思っていたところ、なんと滋賀県で見られるという情報をキャッチ。行ってみることにしました。米原の醒井という如何にも水に縁のありそうな地名。

Baikamo

 水がきれいで、水温が一定の低さでないと咲かない、というレアな植物。
 ところが行ってみると、意外に住宅街のなかの水路にどっさり生えていて、びっくり。
 ほんとに水がきれいなところなのねえ。

 最後の日は、佐川美術館に行きました。
 楽吉左衛門設計の茶室は一見の価値ありでした。オススメ。

 宿は香さんチョイスの、ちょっとオシャンティなところに泊まりました。
 夕方には屋上のテラスでスパークリングワインのサービスがあって、夕暮れの湖畔をながめながら、優雅なひとときが……優雅……

Hotel


From_hotel

 夕日の琵琶湖も、素敵じゃないですか。
 思いの外、のんびりできた、いい旅でした。

 琵琶湖、いいわねえ。

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コメント

琵琶湖よかったねー。あの書院の東の小さなお庭は世界の底のようでほんとによかったです。滋賀また行こうね。今度は比叡山を攻めよう。

投稿: 香 | 2016/09/19 20:30

琵琶湖、見直しました(何様)。海でなくて湖というのも、また良いものですね。次回比叡山攻めも楽しみです。滋賀よいとこ

投稿: むいむい | 2016/09/22 20:43

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