「誰も寝てはならぬ」
サライネス(以前はペンネーム、サライイネス、っていうてはったけど変わった)の「誰も寝てはならぬ(7)」が届いたので、読む。
もともとこの人の「大阪豆ゴハン」(講談社漫画文庫で全6巻)が大好きだったので、場所を東京は赤坂に移しただけで似たような感じになるのかしら? ……と思ったのですが、あくまでも別もので、かつ面白くなりました。
オオサカのオモロイ人図鑑だった「豆ゴハン」に比べ、ホれたハれたの話をメインにして、それなりに困ったチャンは出てきてもさらっと下品にならずにまとめたのが「誰寝」という感じ。もちろん、猫の話やオモロイ人話も満載で、相変わらず情報過多(笑)
そういえば友達が言っていた「台詞が手書きから写植になった分、文字数が多くはいるようになって、読むと眼が疲れる!」って。
おもわず真面目に読んでなかった前の巻(1〜6)を一気再読。
(こういうことをするから眼が疲れるわけだ)
途中ゲラゲラ声を出して笑ったり、それを隣にいる猫にうるさそうに尻尾を動かされたりすること数回。
この人の描く猫の行動描写は、いかにもありそうなんですが、印象に残ったのをひとつあげると、「誰寝」の主要人物が勤めるオフィスの見習社員(マキオちゃんという)が、先輩の猫に威嚇されっぱなしで、ちっともなついてもらえなくて、「俺じゃあダメかなー」とか猫相手に泣き言をいっていたら棚の上にいる猫にポスッと前脚で頭を押さえられた、というもの。
なんか猫に「ま、がんばれ」と、見下されてるかんじ……。実際、猫ってこういう動きをするんだ。その状況次第で解釈は変わるんだけど、猫に上から見下ろされるのは感じ悪い(笑)
あと、ユンボ(というか工事用重機全般)好きで、ユンボで遊ぶために田舎に友達と土地買った人の話とか「好きで好きでたまらなくて暴走する人たち」の日常が楽しい。
やっぱりやりたいことやってナンボ、笑いもとれるんや、と思ったことでした。サラ節(節ちゅーのは似合わんか)、サラ・タッチ健在♪
「豆ゴハン」からは「よう遭うオッサン」が引き続き(?)キャラとして登場してます。なんせ「よう遭うオッサン」なので、東京にいてもおかしくないのだ(笑)

最近のコメント